港キリスト教会説教要約

「世界の希望の光」 ヨハネ3章16−21節 クリスマス礼拝 港キリスト教会 2018.12.23

クリスマス礼拝 「世界の希望の光」 ヨハネ3章16−21節 クリスマスの象徴は光であり、光は闇を照らす。ではその光はどのような闇を照らすのか。 第1に心の中にある闇(罪)を照らす。「すべての人を照らすそのまことの光が、世に来ようとしていた」(ヨハネ1…

『人知を超えた神の愛を知る』―内なる人が強められてーエペソ3章14−21節 12月2日(日)港

『人知を超えた神の愛を知る』―内なる人が強められてーエペソ3章14−21節 パウロは獄中で信徒のために何を祈ったのか。 第1に内なる人を…強めてくださるようにと祈った(16節)。 内なる人とは、キリストを信じて新しく生まれ変わり、心に御霊を持つ人とな…

「宣べ伝える人がいなければ」―港教会宣教60周年記念礼拝― ローマ書10章15節 11月25日(日)

「宣べ伝える人がいなければ」―港教会宣教60周年記念礼拝― ローマ書10章15節 1945年の敗戦後、日本国民は貧しい状況に置かれた中で、MBミッションはまず援助物資、続いて日本人の魂の救いのために宣教師が遣わされた。その後、港キリスト教会はジョナサン…

「神の家族の特徴」エペソ2章18−22節 11月18日(日)港

「神の家族の特徴」エペソ2章18−22節 クリスチャンはこの地上にて2つの家族を持つ。1つは血肉の家族、もう1つは霊的家族(神の家族)である。では神の家族とはどのようなもの(特徴)か。 第1の特徴は新しい親子関係にある。 親とは天のお父様であり、ク…

 「神の家族の平和とは」 エペソ2章11−18節  2018年11月4日(日) 港

「神の家族の平和とは」 エペソ2章11−18節 いかなる国も、軍備を強固にして国境を守らなければならないというのが世界の実情。人々は平和を願うが、平和は遠のくばかりである。 では、聖書が教える平和とはどのようなものか。聖書は神と人間との関係は非…

「眠っている人たちの希望」テサロニケ第一4章13−18節 召天者記念礼拝   2018年10月21日(日) 召天者記念礼拝 

「眠っている人たちの希望」テサロニケ第一4章13−18節 召天者記念礼拝 4章13節で死者を「眠った人たち」と書いている。実に不思議な言い回しである。普通死んだ人を眠った人たちとは言わない。聖書が言う「眠っている」とは、いつか必ず目を覚まして…

「教会とは」 エペソ1章20−23節 2018年9月16日(日) 港

「教会とは」 エペソ1章20−23節 パウロは、「教会はキリストのからだである」と教えていることから、教会をキリストと関連付けて教会とは何かを考えてみよう。 20節「キリストを死者の中からよみがえらせ」たのは、全能の父なる神の力により実現した。…

  『神様の偉大さを知る』  エペソ1章15-19節 2018年9月2日(日)港

『神様の偉大さを知る』 エペソ1章15-19節 私たちが信じている神はどのようなお方であるかをよく知るようにと勧めているのが17−19節である。 17節では、パウロは、エペソ教会内にて間違った教えに惑わされているクリスチャンたちに、自分たちが信じて…

「神をほめたたえよう(Ⅲ)」 −信仰の確信−  エペソ1章13−14節  2018年8月26日(日) 港

c 「神をほめたたえよう(Ⅲ)」 −信仰の確信− エペソ1章13−14節 13、14節から信仰の確信を持つための大切なこととは何かを見ましょう。 第1に救いの確信の土台は聖書にある。 パウロは「真理のことば、あなたがたの救いの福音を聞いてそれを信じた…

「神をほめたたえよう(Ⅰ)」—神に選ばれた者— エペソ1章1−6節 要約 2018年8月5日(日)

「神をほめたたえよう(Ⅰ)」—神に選ばれた者— エペソ1章1−6節 この手紙が書かれた目的は、エペソ教会の異邦人クリスチャンたちが、異端の教えに惑わされずに真理に立ち返るためである。 さて、パウロの宣教がおよそ30年を経過する中で、伝道の働きのゆえに…

「世の終わりに備えよ」ダニエル書9章24節―27節 要約 2018年7月29日(日)

「世の終わりに備えよ」ダニエル書9章24節―27節 今から約2600年前に書かれたダニエル書9章24―27節を中心に世の終わりの預言について学ぶ。この箇所はダニエル70週預言である。 この70週預言とはペルシャのアルタシャスタ王によるエルサレム再建命令(ソロモ…

   「聖書を基とする信仰(1)」―日々のデボーションを大切にールカ24章13〜35節 2018年7月15日(日)

エルサレムからエマオに向かう2人の弟子たちは、愛する主が死なれ、大きな悲しみの最中にあった。しかし、道中にて復活されたイエスが現われた時に、彼らはイエスとは全く気づかなかった。ところが、道々主によって聖書全体からご自身について教えられ、彼…

「最後の晩餐の意義(Ⅱ)」ルカ22章14−23節 2018.7/1(日) 港キリスト教会

「最後の晩餐の意義(Ⅱ)」ルカ22章14−23節 イエスは弟子達に、全人類の救済を意味する聖さんの時を、世の終わりまで(主の再臨まで)持ち続けるようにと命じられた。それゆえに、聖餐の意義を知ることは重要である。 晩餐の第1の意義は、福音宣教に…

 「最後の晩餐の意義(Ⅰ)」―わたしの時が近づいた―ルカ22章7−15節 2018.6.24 港キリスト教会 

「最後の晩餐の意義(Ⅰ)」―わたしの時が近づいた―ルカ22章7−15節 イエスと弟子たちが共にした最後の晩餐と言われる過ぎ越しの食事は特別なものであった。第1に、晩餐は前もって備えられていた。イエスはペテロとヨハネに食事の用意を依頼された。ところ…

「後悔から悔い改めへ」 ―イスカリオテ・ユダを追いつめたもの−ルカ22章1−6節 要約 2018.6/17 港

「後悔から悔い改めへ」 ―イスカリオテ・ユダを追いつめたもの−ルカ22章1−6節 ユダがイエスを裏切るまでに追いつめたものとは。第1は、不純な動機。会計係であったユダは、お金を盗むだけでなく、イエスについて行けば何か得があるという野心を抱いていた…

「世の終わりに備えよう」ルカ21章7-11、25−33節 要約 2018年6月3日(日)港キリスト教会

「世の終わりに備えよう」ルカ21章7-11、25−33節 主イエスは弟子たちに、世の終わりの前兆について教えられた。世の終わりには、国と国、民族と民族との戦争が頻発し、方々で大きな地震が起こり、疫病や飢饉が多発する。 しかし、主は、これらは産みの苦しみ…

 「満ち足りる心で献げよう」 ルカ21章1−4節 2018年5月27日(日)港キリスト教会 

「満ち足りる心で献げよう」 ルカ21章1−4節 ある時、宮の献金箱に金持ちたちが投げ入れた献金と、ある貧しいやもめが、レプタ銅貨2枚を投入れるのを見て、イエスは、「この貧しいやもめは、誰よりも多くを投げ入れました。」と言われた。この所から、献…

「教会の誕生」―神の霊を受けた人々によって― 使徒2章1〜13節 5月20日(日)ペンテコステ礼拝 港キリスト教会

「教会の誕生」―神の霊を受けた人々によって― 使徒2章1〜13節 ユダヤ暦の小麦の収穫祭は、イエスの復活から50日目(ペンテコステ)にあたる。その日120名ほどの弟子たちが熱心に祈っていた時に、天から聖霊が降り、弟子たち全員が聖霊を受け、彼らは突…

「神のものは神に返しなさい」 −信仰のボーダーラインとはー ルカ20章19−26節 2018年5月6日(日)港キリスト教会

「神のものは神に返しなさい」 −信仰のボーダーラインとはー ルカ20章19−26節 主が語られた、「カエサルのものは、カエサルに、神のものは神に返しなさい。」の意味とは何か。 律法学者、祭司長たちは「私たちが、カエサルに税を納めることは、律法にかな…

  「平和の町エルサレム」 −主の再臨を待ち望む教会− ルカ19章41節―46節  2018.4.22 港キリスト教会

「平和の町エルサレム」 −主の再臨を待ち望む教会− ルカ19章41節―46節 主イエスがエルサレムに来られた時、過ぎ越しの祭りで、遠方からも多くの人々が、罪の贖いのための生け贄を宮にささげに来た。しかし、主はエルサレムをご覧になり涙を流され、宮…

「罪人に注がれたイエスの愛」―人が心を開く時― ルカ19章1−10節 2018/4/15(日)港

「罪人に注がれたイエスの愛」―人が心を開く時― ルカ19章1−10節 お金が第一、お金が頼りという取税人ザアカイの固い心を開かせたのは何か。 第1はイエスの名指しである。ザアカイとは日本名なら義人、清人。まさに名前負けしていたザアカイは、エリコ…

 「憐れみ深い神」-信仰的な視点でイエスを見る- ルカ18章35−43節 要約 2018年3月18日(日)港キリスト教会

「憐れみ深い神」-信仰的な視点でイエスを見る- ルカ18章35−43節 過ぎ越しの祭りの頃、たくさんの人々がエルサレムに集まる。物乞いにとっては、恵んでもらえる絶好のチャンス。 その様な時、いつになく騒がしい事態に気付いたひとりの盲人が、大声で「…

 「天国に入るために」−行いではなく信仰によって− ルカ18章18−23節 要約 2018年3月11日(日)

「天国に入るために」−行いではなく信仰によって− ルカ18章18−23節 ひとりの指導者がイエスの所に来て「良い(尊い)先生。何をしたら永遠のいのちを受けられますか」との質問に対するイエスの答えにある3つの疑問について。 まず第1の疑問とは、主は…

「天国の鍵を持つ幼子」ルカ18章15-17節 要約 2018年3月4日(日)港キリスト教会

「天国の鍵を持つ幼子」ルカ18章15-17節 人々がイエスに触れるために、幼子たちをイエスのみもとに連れて来た。ところが、弟子たちは彼らを叱った。 この出来事でのイエスの教訓とは。 第1のイエスの教訓:子供たちへの思い。 当時のユダヤでは幼くし…

「神に退けられた義人」-行いではなくただ神の恵みによる-ルカ18章9−14節 要約 2018年2月25日(日)港キリスト教会

「神に退けられた義人」-行いではなくただ神の恵みによる-ルカ18章9−14節 今回は、宗教的模範者パリサイ人が神に退けられ、自ら罪深い者と告白した取税人が義とされたというイエスのたとえから3つの真理について学びます。 真理その1:人を正しく評価でき…

「いつでも祈るべきであって、失望してはならない」ルカ18章1-8節  2018.2.28   港キリスト教会

「いつでも祈るべきで、失望してはならない」 ルカ18章1−8節 今回は祈りと行動について学びます。祈りによって神の祝福を手にするには、祈り(名詞)の知識が祈る(動詞)という行動にならなければならない。では祈りにおける行動とは具体的にはどのよう…

「回心した弟を喜べなかった兄」ルカ15章25−32節 2018年2月4日(日) 港キリスト教会

「祝宴の外にいた兄」 今回は放蕩息子のたとえの後半に登場する兄から学びましょう。兄は誠実で、真面目で親孝行な息子であった。ところが、その人間性が疑われる事件が起きた。 畑仕事を終えて帰ると、家の中から賑やかな声を聞き、その理由を知って、兄は…

「放蕩息子が気づいた真理(Ⅱ)」-真の自由とは- ルカ15章11-24節 1月28日(日)港キリスト教会

「放蕩息子が気づいた真理(Ⅱ)」-真の自由とは- ルカ15章11-24節 人間にとって真の自由とは何かを、イエスのたとえから学ぼう。 まず第1に、放蕩息子は、外の世界に自由を求めて遠い国に旅立った。ところが、彼はその地で財産を湯水のように使い果たし、自…

「放蕩息子が気付いた父の愛とは(1)」 ルカ15章11−24節 2018年1月21日(日)港キリスト教会

「放蕩息子が気付いた父の愛とは」 ルカ15章11−24節 イエスのたとえ話に登場する弟が、父から財産分与を願い出た。その数日後、手にした財産を持って家を出た。ところが放蕩三昧の末、全てを失い、飢え死にするほどの貧乏に陥る。しかし、その辛い経験…

「初めに神が」-万物の創造者- 創世記1章1節 2018年1月7日(日)港キリスト教会

「初めに神が」-万物の創造者- 創世記1章1節 著名なアウグスチヌス(西暦400年代の神学者)は「世界は時間の中に創造されたのではなく、時間と同時に創造された。」と言った。天地創造の前は時間の概念はなかった。「はじめに神が天と地を創造された。」の…